残業をすると仕事が終わらなくなる?理由と対策を解説!

残業すると仕事が終わらなくなる?理由と対策を解説!

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仕事が終わらなければ残業すればいいや!

と考えながら働いていませんか?

もしかしたら、その考えが仕事が終わらない原因の1つのかもしれません。

 

この記事では、残業をすると仕事が終わらなくなる理由残業しないための対策について解説します。

残業をせず、定時退社したい方はぜひ参考にしてみてください。

 

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残業すると仕事が終わらなくなる理由

残業すると仕事が終わらなくなる理由

 

残業すると仕事が終わらなくなる理由は以下の3つです。

  • 労働時間が増えると仕事量が増える
  • 脳機能が低下し、生産性が下がる
  • 身体に負担がかかり、生産性が下がる

では1つずつ詳しく解説していきます。

 

労働時間が増えると仕事量が増える

労働時間が増えると仕事量が増えます。

「逆じゃないの?」と感じたかもしれません。

 

この法則は「パーキンソンの法則」として知られています。

仕事の量は、完成のために与えられた時間すべてを満たすまで膨張する

パーキンソンの法則(第1法則)

 

あなたにもこんな経験がありませんか?

  • 夏休みの宿題に7月から着手したのに、結局仕上がったのは夏休みの最終日
  • 議論が出尽くしても、「まだ時間があるから」とだらだら続く会議

つまり、人間は与えられた時間をすべて使い切るまで仕事を完了することができないのです。

 

したがって、残業を前提に仕事をすると残業時間を使い切るまで仕事量が増えてしまうのです。

脳機能が低下し、生産性が下がる

人間の脳は働けば働くほど機能が低下し、生産性が下がります

 

・週の労働時間が30時間を超えたところから、認知機能にマイナスの影響が出始める

・週の労働時間が60時間より多いと、普段は全く働いていない人と同じぐらい認知機能が下がる

引用元:メンタリストDaiGo 『週40時間の自由をつくる 超時間術』 p42

 

あなたにも「月曜日は仕事が進むけど、金曜日は全然仕事が進まない」という経験があるのではないでしょうか。

 

そもそも生産性の観点で見ると、標準労働時間とされている週40時間でも働きすぎなのです。

残業をして生産性が下がった状態で仕事をすると、完了までに多くの時間を費やすことになります。

身体に負担がかかり、生産性が下がる

労働時間が週40時間を超えると、健康を害するリスクが高まります

 

・週の労働時間が40時間までなら目立った問題は出ない

・週の労働時間が41~48時間になると脳卒中が起きるリスクが10%高まる

・週の労働時間が55時間を超すと、脳卒中リスクが33%、心疾患リスクが13%、糖尿病リスクが30%高まる

引用元:鈴木祐 『科学的な適職』 p162

 

健康を害するリスクが高まるということは、脳卒中などの実際の症状が出ていなくても体に負担がかかっているということです。

体にダメージが蓄積している状態では生産性は上がりません。

 

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残業しないための対策

残業しないための対策

 

残業しないためのおすすめの対策は以下の3つです。

  • 残業しないと決める
  • タスクの優先順位を決める
  • 仕事に集中できる環境を作る

では1つずつ詳しく解説していきます。

残業しないと決める

最も大事なのは残業しないと決めることです。

 

残業しない前提で仕事をすると、

  • 効率的に仕事を進めるにはどうしたらよいか
  • ムダな作業を削ることができないか

と考えるようになります。

 

定時後に予定のある日は、定時内に仕事を終わらすことができていませんか?

その日はムダな作業を削り、効率的に仕事を進められているはずです。

 

まずは「残業は絶対にしない!」と決断しましょう。

タスクの優先順位を決める

タスクの優先順位を決めると、効率的に仕事を進められます。

 

アイビー・リー・メソッドという方法を用いるのがおすすめです。

アイビー・リー・メソッド

  1. 達成したいタスクを6個書き出す。
  2. タスクに優先順位をつける。
  3. タスクを優先順位順に一つずつ取り組む。
  4. もし全部できなくても、悔やむことなく忘れる。
  5. 1~4を繰り返す。

 

タスクの優先順位を決めることには、以下の利点があります。

  • 優先順位順に取り組むため、重要なタスクが必ず完了する
  • タスクに一つずつ集中して取り組むため、生産性が高くなる
  • 「次は何をしようかな」と考える時間が無くなる

 

仕事に取り掛かる前に、まずはタスクの優先順位を決めましょう。

仕事に集中できる環境を作る

仕事に集中できる環境を意識的に作りましょう。

 

集中が切れると生産性が下がってしまいます。

集中力を高めるものは取り入れ、邪魔するものは徹底的に排除しましょう。

 

例えば、以下のようなことに取り組むとよいです。

  • 睡眠を十分にとる
  • 定期的に運動をする
  • 作業中はこまめに休憩をとる
  • スマートフォンの電源を切る
  • コーヒーなどでカフェインを摂取する
  • 締め切りを設定し、緊張感を持たせる
  • 必要以上に雑談する同僚と距離を取る
  • 作業は一つずつ取り組み、マルチタスクを避ける

 

自分の環境に合いそうなものからぜひ取り入れてみてください。

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まとめ:定時退社で効率よく仕事を進めよう!

定時退社で効率よく仕事を進めよう!

 

残業すると仕事が終わらなくなる理由と残業しないための対策を解説しました。

【残業すると仕事が終わらなくなる理由】

  • 労働時間が増えると仕事量が増える
  • 脳機能が低下し、生産性が下がる
  • 身体に負担がかかり、生産性が下がる

 

【残業しないための対策】

  • 残業しないと決める
  • タスクの優先順位を決める
  • 仕事に集中できる環境を作る

定時退社を実現し、効率よく仕事を進めましょう!

 

おすすめ本

メンタリストDaiGoさんの「超時間術」という本がおすすめです。

現代人が感じる「時間がない」は勘違いであること、取るべき対策が科学的に解説されています。

時間が足りない!」「時間をもっとうまく使いたい!」と考えている方は読んで損はないです。

 

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