初心者が暗号資産(仮想通貨)を買ってみた結果

初心者が暗号資産を買ってみた結果

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暗号資産を買ってみた理由

私が暗号資産を買ってみた理由は、「暗号資産とその周辺技術への理解を深めるため」です。

最近いろいろなところで暗号資産やブロックチェーン、NFTの話題を見聞きするようになりました。

企業の決算資料を読んでいるとキーワードとして登場することも多く、今後株式投資をやっていくうえで避けては通れない話題だと感じています。

 

本を読んだり情報を調べたりするだけでも、暗号資産についてある程度理解できると思います。

ですが、やはり身銭を切って自分ごとにする方が、より理解を深めようというモチベーションがわきます。

そこで、実際に暗号資産を買ってみることにしました。

 

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暗号資産を買うまでに行ったこと

暗号資産を買うまでに、以下を行いました。

  • 入門書を読んで概要を把握
  • 取引用の口座(bitFlyer)を開設
  • 暗号資産の損益計算ツール(Cryptact)に登録

入門書を読んで概要を把握

まずは、暗号資産に関する入門書を読みました。

なぜなら、知識がまったくない状態で暗号資産を購入しても何の勉強にもならないからです。

 

こちらの本がとても分かりやすかったです。

暗号資産の概要を把握したい方におすすめです。

 

取引用の口座(bitFlyer)を開設

次に、取引用の口座を開設しました。

いくつかの取引所を検討したのですが、売買手数料の点ではどれも大きく変わらなかったので、以下の理由でbitFlyerにしました。

  • セキュリティ対策に力を入れている
  • 取引量が国内で最も多い
  • つみたて投資が可能

セキュリティ対策に力を入れている

1つ目の理由は「セキュリティ対策に力を入れている」です。

 

暗号資産はブロックチェーンの仕組み上、暗号資産そのものを不正に操作することは非常に困難です。

ですが、取引所自体のセキュリティに穴がある場合、ハッキングの対象となり資産が流出してしまう可能性が高まります。

そのため、取引所のセキュリティは非常に重要です。

 

bitFlyerは業界最長である7年以上ハッキングを受けていない実績があるので、その点では安心と考えました。

取引量が国内で最も多い

2つ目の理由は「取引量が国内で最も多い」です。

 

取引量が多いということは、売買が活発に行われているということ。

買いたいときにすぐに買え、売りたくなったらすぐに売れるということです。

 

暗号資産の売買にはあまり時間をかけたくなかったので、取引量が多いことを重視しました。

つみたて投資が可能

3つ目の理由は「つみたて投資が可能」です。

 

bitFlyerには「つみたて投資」という機能があり、設定することで自動的に暗号資産を定期購入してくれます。

前述のとおり、暗号資産の売買に時間をかけたくなかったので、購入を自動化できるのは魅力的と感じました。

 

暗号資産の損益計算ツール(Cryptact)に登録

最後に、暗号資産の損益計算ツール「Cryptact」に登録しました。

 

暗号資産の確定申告について調べてみたところ、かなりめんどくさいことが分かりました。

ここでは詳細を省きますが、確定申告の際に過去の取引履歴をすべて辿って損益を計算する必要があります。

 

Cryptactはめんどくさい損益計算を自動で行ってくれ、無料プランでも年間取引件数50件まで登録することができます。

私はほとんど取引せず、保有しているだけの予定なので50件でも十分です。

 

売却して利益を確定するまでは確定申告の必要はありません。

ですが、仮に暗号資産の価格が高騰した場合は一部売却する予定なので、その時に慌てなくてよいように暗号資産の購入と同タイミングで登録することにしました。

 

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暗号資産を買ってみた結果

購入した暗号資産

銘柄はビットコインイーサリアムを購入しました。

暗号資産の中では最もメジャーな2つであり、目的である「暗号資産への理解を深める」に合致していると考えました。

週1回、約7,500円ずつ7回に分けて購入していき、トータルで105,000円分購入しました。

購入日ビットコインイーサリアム備考
2022/11/16(水)7,500円7,500円「つみたて投資」を利用
2022/11/23(水)7,499円7,497円
2022/11/30(水)7,499円7,497円
2022/12/7(水)7,501円7,489円
2022/12/14(水)7,500円7,499円
2022/12/21(水)7,016円7,502円
2022/12/28(水)8,001円7,499円

12/21, 28のビットコインの購入金額が7,500円でないのは特に意味はありません。

12/21の発注で数量を誤って入力してしまったため、12/28に調整を行いました。

 

現在の価格

現在の価格はこのようになっています。(2023年1月11日現在)

 

105,000円分購入したので価格的には1,000円ほどの利益となっています。

一方で、2023年1月1日に確認した際は1万円近くマイナスになっていました。

短期的な結果なので何とも言えませんが、2週間ほどで10%以上変動しているので、かなり変動が激しい印象です。

 

今後大きくマイナスになることもあるかもしれません。

ですが、暗号資産を実際に購入したことで、暗号資産の話題をある程度理解できるようになったので、トータルでプラスと考えています。

 

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暗号資産を買ってみて思うこと

私は暗号資産について以下のように考えています。

  • 資産形成には向いていない
  • 資産分散のために持つのはあり
  • ビジネス上のキーワードになってくる

資産形成には向いていない

暗号資産は現状、資産形成に向いていないと考えています。

なぜなら暗号資産の価格に根拠はなく、参加者の期待感のみで価格形成されているからです。

それに対して、株は会社が所有するビジネスや不動産など価値の根拠となるものがあり、一定の合理性があると考えられます。

 

投機的に購入し、利益を上げることはできるかもしれませんが、長期的な資産形成には向いていないように感じています。

 

資産分散のために持つのはあり

一方で、資産分散のために少量持っておくのはありだと思います。

国の情勢によって価格変動する国家通貨とは異なる値動きをするので、リスク分散の効果があります。

ビットコインは金の資産価値になぞらえて、「デジタルゴールド」と呼ばれることがあります。

 

私は総資産の1%程度を上限に、今後も保有する予定です。

 

ビジネス上のキーワードになってくる

暗号資産とその周辺技術は今後ビジネス上のキーワードになってきます。

前述したとおり、暗号資産や周辺技術を使ったビジネスを企業の決算資料で最近よく見かけます。

また、私の本業はSEですが、ブロックチェーンやNFTの話題を社内でも聞くようになりました。

 

今後一般に普及していくのかはまだ分かりませんが、株式投資をする上で動向を注視しておく必要があると思います。

 

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まとめ:物事の理解を深めるには体験してみるのが一番

ビットコインやイーサリアムをはじめとする暗号資産の名前は以前からよく耳にしていましたが、どこか他人事でした。

今回実際に購入してみたことで、以前より格段に理解が深まり、興味もわきました。

やはり身銭を切って実際に経験してみることは、他人の情報を見聞きするだけよりも格段に得るものがあります。

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