仮想通貨の定額購入のために、bitFlyerの「かんたん積立」を利用されている方もいるかもしれません。
私は「かんたん積立」を一度だけ利用しましたが、利用し続けると損をすると判断し、すぐにやめました。
この記事では、「かんたん積立」で損をすると判断した理由と代わりに使った購入方法を解説します。
「かんたん積立」をやめた理由
「かんたん積立」をやめた理由は、「スプレッド率が高いから」です。
仮想通貨の購入方法は「販売所」と「取引所」の2つ
まず、仮想通貨を買える場所は「販売所」と「取引所」の2つがあります。
「販売所」は、仮想通貨をbitFlyerなどの仮想通貨取引所から購入する場になります。
販売所では通常、売値よりも買値の方が高く設定されています。
この売値と買値の差額のことをスプレッドといい、仮想通貨取引所が得る手数料となります。
対して「取引所」では、仮想通貨取引所を利用しているユーザー間で仮想通貨の取引を行います。
仮想通貨を売りたい人と買いたい人が希望額と数量を提示し、お互いの希望がマッチすれば取引が成立します。
株式市場での取引を思い浮かべてもらえると分かりやすいと思います。
このとき、仮想通貨取引所は取引の場を提供することで手数料を得ます。
販売所のスプレッドは約6%と高い
販売所は取引所に比べて手数料が高くなります。
bitFlyerの販売所のスプレッドを計算してみると約6%ありました。
一方、bitFlyerの取引所で売買する場合の手数料は0.15%です。
販売所で購入すると取引所で購入するのに比べて約5.85%分不利ということになります。
「かんたん積立」は販売所での購入扱い
bitFlyerの「かんたん積立」は販売所での購入を自動化する機能です。
そのため、購入時に約6%のスプレッドを支払う必要があります。
取引所で手動購入すれば0.15%で済むので、仮想通貨の購入を自動化するために支払う手数料としては高く感じました。
そこで「かんたん積立」をやめ、取引所で手動購入することにしました。
bitFlyer Lightningで指定金額を購入する方法
「かんたん積立」の代わりに取引所で一定額購入するために使用した方法をご紹介します。
bitFlyerには通常の取引所とbitFlyer Lightningの二種類あります。
通常の取引所は簡易的に購入するには便利ですが、指定した数量と価格が日本円でいくらなのかを自分で計算する必要があります。
一方、bitFlyer Lightningは指定した数量と価格が日本円でいくらなのかを画面上で確認できます。
そのため、一定金額で積立購入したい場合にはbitFlyer Lightningのほうが使いやすいです。
以下で、購入方法を解説します。
①bitFlyer Lightningを開く
左メニューから「bitFlyer Lightning」をクリックします。
②銘柄を選択する
画面左上を確認し、購入したい銘柄になっていることを確認します。
銘柄を変更する場合は、「現物」から銘柄を選択します。
③価格を入力する
ビットコインの価格を決めます。
初期表示は最終取引価格です。
私は価格に特にこだわりはなかったので、表示された価格そのままにしていました。
④数量を入力する
購入する数量を入力します。
一定額を積立購入する場合、以下のように計算します。
そして、数量に計算結果の小数点以下第7位までを入力します。
⑤買いボタンをクリック
買いボタンをクリックして買い注文を出します。
最終取引価格を指定している場合、すぐに買えることが多いです。
なかなか取引が成立しない場合は、一度注文を取り消し、価格と数量を変更してから再度注文してみてください。
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